「全面戦争になる可能性がある」と北朝鮮  古沢襄
北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)体制になっても軍事優先の危険な体質が変わっていない。韓国軍が26日に黄海で実施した射撃訓練をとらえて、「祖国平和統一委員会」のホームページが「全面戦争になる可能性がある」と威嚇した。

<【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」のホームページ「わが民族同士」は27日、論評を通じ韓国軍が26日に黄海で実施した射撃訓練を非難し、「全面戦争になる可能性がある」と威嚇した。

論評は韓国軍(海兵隊)が、黄海上の南北軍事境界線と位置付けられる北方限界線(NLL)に近い西北島嶼(とうしょ)地域で実施した射撃訓練について、「この地域で銃砲声を鳴らすことは(南北)双方の軍事的衝突を起こさせ、全面戦争の引き金になり得る」と主張した。

韓国海兵隊は26日、K−9自走砲と20ミリバルカン砲、81ミリ迫撃砲などを用いた訓練を、白ニョン島や延坪島付近の海上で2時間にわたり実施した。(聯合)>

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| 古澤襄 | 19:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







原発事故議事録「作成せず」は民主党の悪弊  古沢襄
読売新聞は一月二十七日付けの社説「原発事故議事録”作成せず”は民主党の悪弊だ」と厳しく批判した。15年間も野党だった民主党だから、不慣れな失策があっても仕方ないと”ハト・カン政権”を大目にみる民主党支持者もいるが、民主主義の根幹でもある政治の公開性を意図的にネグる政権の存在は許されない。

<意図的に記録を残さなかったと疑われても仕方あるまい。民主党政権の重大な失態である。東京電力福島第一原子力発電所事故で、政府の原子力災害対策本部(原災本部)の議事録が一切作成されていなかった。

原災本部は、原子力災害対策特別措置法に基づき昨年3月11日に設置された。首相を本部長に全閣僚が出席し、年末までに計23回開かれている。事故の拡大防止策や避難範囲の設定などの重要事項を検討し、決定してきた。

議事録がないことは、昨年5月に問題化した。当時の枝野官房長官は、危機対応に追われたためなどと説明し、改善を約束した。だが、その後も放置されていた。

政策決定の経緯が不明では、事後の検証ができず、政策の信頼性にも疑念が生じかねない。

事故対応を指揮した菅前首相は8月、退任の記者会見で「私の活動を歴史がどう評価するかは後世の人々の判断に委ねたい」と述べた。しかし、記録がなければ「判断」も難しいだろう。

野田首相は、当時のメモなどを基に改めて議事録を作成する方針を表明した。作成されなかった原因も徹底的に究明すべきだ。

深刻なのは、東日本大震災の緊急災害対策本部、電力需給の検討会合などでも議事録が作成されていない疑いがあることだ。

重要会議の議事録を作成しないのは、誤った「政治主導」と「官僚性悪説」に起因する民主党政権の体質の問題でもある。

政権交代後、民主党は事務次官会議を廃止する一方、関係閣僚会議や政務三役会議を創設した。

多くの会議で出席者を政治家に限定し、発言を記録する官僚さえ排除した。特に菅前首相は、官僚を敵視する傾向が強かった。

議事録がないため、政治家の議論が蓄積されない。堂々巡りで結論が出ず、だれも責任をとらない。これでは政策決定が迷走するのは当然だ。民主党は、この悪弊を抜本的に改める必要がある。

正式な議事録を作る人的、時間的余裕がないのなら、録音で発言の記録を残すだけでもよい。早急に改善策を講じるべきだ。

公文書管理法は、閣僚らが出席する会議などについて、記録文書の作成を義務づけている。

2007年に年金記録のずさんな管理が明らかとなったのを機に法制化された。当時の野党だった民主党は、政府の管理責任を追及する立場だった。猛省してもらいたい。(読売)

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| 古澤襄 | 07:13 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







中国に引き込まれるか、再選の馬総統  桜井よしこ
1月14日、諸国の先頭を切って台湾の総統選挙及び立法院選挙が行われた。与党国民党の馬英九氏が再選を果たしたが、得票数は4年前の総統選挙での756万票より67万票少ない689万票にとどまった。国民党が立法院で得た議席は113議席中64。法案成立に必要な過半数は押さえたが、憲法改正も可能とする全議席の4分の3に肉薄した前回より、大幅な議席減となった。

他方、野党の民主進歩党(民進党)は初の女性総統候補、蔡英文氏を担いで前回を65万票上回る609万票を得た。立法院の議席は現有の32から40へと善戦したが、国民党には及ばなかった。

台北の町で聞いた人々の声は、馬氏再選で中国との関係が悪化する心配は、民進党の蔡氏が当選した場合より少なく、他方、馬氏も国民党も前回より大幅に支持を減らしたために、「好き勝手」は出来ない、民進党によるチェック機能が高まると見る人々が目立った。

争点は専ら経済だったが、果たして現在の台湾にとってそれでよいのか。外交は中国との関係維持という角度で取り上げられた。台湾海峡の向こう岸には、中国が台湾に照準を合わせた1400基以上のミサイルが据えられており、核も搭載出来る。だが、こうした軍事的緊張の実態や安全保障の脅威は殆ど論じられずに、対中経済交流の維持・発展を、2人の候補はどこまで実現出来るのかなどという論点が主だった。

中国の最も厳しい軍事的脅威の標的となっている台湾で、安保問題が論じられない選挙戦は真の意味で異常である。台北駐日経済文化代表処元代表の許世楷氏は、台湾人は軍事的真空意識の中に在ると語る。
「海峡対岸のミサイルは台湾人皆が知っています。けれど、そのことを考えて暮らすのは心理的に非常な負担です。忘れてはいないけれど、多くの台湾人は正常な生活を営むために考えないようにしているのかもしれません」

「公正ではなかった」

台湾の中央研究院、社会学研究所の所長蕭新煌(シャオシンホァン)氏は、今回の選挙で国民党が勝利した理由のひとつが、この恐怖ファクターだと指摘する。中国からの離反には軍事的脅威の代償が伴うと恐れさせて投票に影響を与える意味で、台湾の総統選挙の隠れた主役は実は中国なのである。

96年に李登輝氏が台湾で初めての自由な民主主義的選挙で総統に立候補したとき以来、中国は露骨な介入を実施してきた。その手法は武力による威嚇から、経済に絡めた利益誘導と、非協力者への恫喝の組み合わせへと、大きく変化して今日に至る。私の台湾総統選挙の取材は今回で4回目だが、中国の介入の形が変わる中で、介入の度合いは年々、高まっていることを実感する。

台湾の民主主義を守るために、今回、日米欧の有志が構成する「台湾公正選挙国際委員会」(ICFET)が組織され、私もその一員として選挙を見詰めた。

ICFETの結論は、今回の選挙は「開かれてはいたが、公正ではなかった」というものだ。

何が公正で何が不公正かは見えない部分が多い。しかし、目に見えない不公正の典型が、誰も語ろうとしない中国の軍事力への恐怖である一方、目に見える不公正の典型が、中国政府の働きかけによると断言してよい大量の投票が行われたことだ。中国に立地する台湾企業の経営者らが一斉に社員に帰国し投票するように勧め、休暇に加えて旅費を支給したのだ。当初、旅費の5割が補填されるといわれたが、重慶など幾つかの市の台湾人社員には全額が支給されたという。結果、他の地域の労働者が残り5 割分を請求するなどといった動きが相次いだ。

このような方法で少なくとも20万人が帰国し、投票したと推測される。実際彼らがどの党に投票したかはわからない。しかし、事前に国民党の馬氏を支持するよう勧められていたであろうことは想像に難くない。中国に進出した台湾企業と中国当局の結びつきの強さを考えると、この投票斡旋行動の背景に中国共産党の意向が強く働いていたと見るべきであり、外国政府のこのような形での介入は、選挙の公正性に疑問を突きつけるものだ。

蕭氏は右の例を含む資金ファクターも馬氏の当選を後押ししたと分析する。氏が強調するのは国民党の資金の信じ難い潤沢さだ。蕭氏が語る。

「国民党は世界で恐らく最も金持ちの政党です。資産の全容は正確には把握出来ていませんが、台湾経済の特徴は数多くの政府関連企業、なかんずく、国民党関連企業が大きな役割を果たし、国家経済の重要な部分を占めていることです。台湾は党と国家を切り離せない合体国家だと言わなければなりません」

やがて中国の支配下に

普通の国では政党イコール国家ではない。だが、台湾は事実上、国民党が国家になっているというのだ。国民党の資産は不動産、株、債券など多様な形で保持されているが、株取引によって得る利益だけでも、控え目に見ても年に1億米ドル(約80億円)に上ると蕭氏は指摘する。この潤沢な資金で国民党は全国の支部を維持し、資金も仕事もそこを介して配られるというのだ。

シンクタンク「新台灣國策智庫」がまとめた「未完の民主化−−台湾の選挙における不公正と異常について」の報告書には、国民党の証券取引による利益に関して、もっと大きな数値が記載されている。

これは08年3月に「エコノミスト・デイリー」紙の編集長らが発表した国民党の資金の特別調査報告書の中の数字だという。それによると、 2000年から07年の8年間に、国民党が売却した証券の総額は113億米ドル(約9040億円)、利益は11億米ドル(約880億円)だったという。

同報告書には、日本の敗戦後、大陸で中国共産党と戦った当時、蒋介石は国民党の資産の多くを戦費に使い、台湾に逃れてきたときには財政は疲弊しており、国民党の財政委員会の記録には8億米ドル(約640億円)もの資金不足が記録されていたという興味深い記述もある。

国民党の財政は台湾に逃れてきてから目覚ましく回復した。これは実は日本の個人、企業、そして政府が残していった資産の多くを国民党が所有するに至ったからだとも説明されている。

国民党の資産形成は如何にして可能だったのか。果たしてそれは公正な方法によるのか。中国の軍事的脅威にどのような戦略で対処するのか。こうした大事な問題から目を逸らし、目の前の経済だけを論じていては、台湾は軍事力への恐怖と中国依存の経済によって、やがて中国の支配下に引き込まれてしまう。心底、心配になった今回の選挙結果だった。(週刊新潮)

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| 桜井よしこ | 06:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







民主党が掲げる最低保障年金には消費税7%上げが必要だって! 阿比留瑠比
いまさら民主党の衆院選マニフェストのでたらめぶりには驚かないつもりでしたが、昨日の朝日新聞が1面で掲載していた「『最低保障年金』導入なら消費税最大7%分 民主試算」という記事を読み、ほとほとあきれ果てました。

自民党など野党側は早くから「詐欺フェスト」と呼んでいましたし、最近では民主党の1年生議員からも「政権交代ではなくて政権泥棒だった」と率直な声が聞こえてきますが、まったくその通りだと思います。ひどいものです。

民主党はマニフェストで、払った保険料に応じて受給額が決まる所得比例年金と全額税方式の最低保障年金(月額7万円)を組み合わせた年金改革を約束していましたね。これに対しては、野党やメディアからも財源はどうするのかという疑問が出ていましたが、民主党はずっと答えずに誤魔化してきました。

で、私はこの最低保障年金の問題について昨年2月3日のエントリ「マニフェストつくった奴出てこい!と民主党議員」(http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2139815/)で取り上げています。このときは、国会で「どのくらいの財源が必要だと考えているのか」と質問された当時の菅直人首相や枝野幸男官房長官が「まだ具体的な数字をこれまで固めていない。(数字は)これまでのところ出していない」などと、しどろもどろの答弁をしたことを紹介しました。

その上で、この質疑を聞いた桜井充財務副大臣が記者会見で

「正直言って、アバウトな数字は持っていると思っていた。あの当時マニフェスト作った人たちに、もう少し説明してもらいたい。あれは、あの当時、ごく一部の人がつくった。消費税、だったらどれくらいになるのか」

と驚き、マニフェストづくりの担当者らの説明を求めたことを記したのでした。マニフェストに関しては、江田五月元法相も「心眼でつくった」などと意味不明のことを口走っていましたが、民主党は「消えた年金」など歴代自民党政権の年金問題へのいいかげんな姿勢を追及して有権者の支持を集めたのに、その実、自分たちはもっといいかげんだったというわけです。

ところが、昨日の朝日の記事によると、民主党の調査会が昨春に試算をつくっており、それは「最低保障年金を導入すると、消費税10%への引き上げとは別に、新たに7%分の増税が必要になる」という内容だったそうです。しかも、さらなる増税や年金の減額が国民の反発を招きかねないため、公表が見送られたとのことです。

この試算が菅氏の答弁の前か後かは不明ですし、朝日の記事がすべて正しいのかどうかは分かりませんが、事実だとすると本当にひどい話ですね。民主党が掲げた最低保障年金に期待して一票を投じた有権者も、そのために7%の消費税上げが必要だと分かっていたらどう考えたことでしょうか。

しかも、昨春には試算が出ていたのに、それを都合が悪いからとまた国民の目から丸1年間近くも隠し、隠蔽してきたわけです。先日のNHK番組では、自民党側に「マニフェストは総崩れ」と指摘された前原誠司政調会長が怒って反論していましたが、そもそも怒る資格などありませんね。

やはり国民にきちんと謝罪して、その上でなお政権にとどまりたいのなら、衆院解散・総選挙でもう一度信を問い直すべきでしょう。このままずるずると民主党政権が続くと、消費税は30%必要だと言い出しそうで怖い。いやホントに。

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| 阿比留瑠比 | 06:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







強力な太陽嵐が地球に到達、GPSなどに影響も  古沢襄
米CNNは太陽表面の爆発で太陽嵐が発生し、放出された放射性の太陽粒子が、米東部時間の24日午前10時(日本時間25日午前零時)すぎ、地球の磁場に到達したと報じた。米航空宇宙局(NASA)が明らかにした。

この影響で地球では大規模なオーロラが発生し、通常はカナダ北部やグリーンランド、アイスランド、ノルウェーなどの欧州北部で観測できるオーロラが、太陽嵐の影響により、今週に入ってスコットランドや北アイルランド、イングランド北部のヨークシャー地域でも観測されているという。日本でも北海道でオーロラが見える可能性がいわれたが、まだオーロラ観測の報告はない。

<(CNN)2003年10月以来最大の規模となる太陽嵐が発生し、放射性の太陽粒子が米東部時間の24日午前10時(日本時間25日午前零時)すぎ、地球の磁場に到達した。米航空宇宙局(NASA)が明らかにした。

NASAによると、太陽表面で22日に起きた爆発によって太陽フレアが発生し、太陽粒子が毎秒約2250キロの速度で放出されている。地球の磁場に到達すると、GPS(全地球測位システム)などの通信機器に影響を及ぼす可能性がある。

太陽フレアは太陽系で最大の爆発現象。数分から数時間にわたって続き、大量の物質を放出する。

この影響で地球では大規模なオーロラが発生し、通常より緯度の低い地域でも観測される可能性がある。オーロラは通常、カナダ北部やグリーンランド、アイスランド、ノルウェーなどの欧州北部で観測できるが、太陽嵐の影響により、今週に入ってスコットランドや北アイルランド、イングランド北部のヨークシャー地域でも観測されている。

2003年10月以来最大の規模となる太陽嵐が発生し、放射性の太陽粒子が米東部時間の24日午前10時(日本時間25日午前零時)すぎ、地球の磁場に到達した。この影響でノルウェーやスウェーデンなどでオーロラが観測された

ノルウェーの写真家テルへ・ソルジャードさんがスペイン・カナリア諸島に属するテネリフェ島のテイデ山(スペイン領内最高峰)で撮影した神秘的な空の映像。「空の色、光、美」の撮影に挑んだ。(CNN)>

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| 古澤襄 | 06:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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