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米中両国の対立で日本はどうなる    古森義久
私の新著の改めての紹介です。

<<迫りくる「米中新冷戦」〜日本は危機に襲われる!?/古森義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員)>>

昨今の日本は、アメリカと中国によって命運を左右されると言っても過言ではない。しかし、オバマ大統領の対中融和政策は失敗し、米中の対立が強まりつつあるという。果たして日本の行方は…

そうした中、米中関係を鋭く分析した 古森義久著『迫りくる「米中新冷戦」』が発刊された。

<『迫りくる「米中新冷戦」』の構成>

第1章 失敗したオバマ政権の「対中融和外交」
第2章 アメリカを標的に軍事力を増強する中国
第3章 日本領土を中国が侵略する!
第4章 中国が仕組むメディア・サイバー攻撃
第5章 歴史問題をめぐる各国の反応
第6章 中国が抱える火種

長年ワシントンから、今のアメリカ、今の世界を分析し情報発信をしてきた古森氏は、本書で何を訴えたかったのか。「まえがき」から探ってみた。

■日本と世界は大動乱の時代を迎える

いまの日本にとって国の根幹を揺さぶられるほど巨大な影響を受ける国は、アメリカと中国だろう。アメリカは日本の安全保障を支える同盟相手である。中国 は「反日」を国策に近い基本に据えて、日本の領土を奪う意図を明確にし、日米同盟を骨抜きにしようとする。

だからアメリカと中国が日本に対して実際にどんな動きに出てくるかは、日本の国運を左右することになる。そしてそのアメリカと中国が相互にどんな関係にあるかも同様に日本の進路を激しく動かす要因となる。

その米中関係がいまや一段と険悪になった。新たな冷戦と呼べるほどの対立状態ともなってきた。ただしアメリカ側ではオバマ政権がもっぱら守勢に立ち、なお中国への融和をも試みている。中国はその消極性に乗じるように、アジアでのパワーを拡大し、日本を威嚇する。

本書は米中関係のそんな最新のうねりと、その日本への影響を主としてワシントンでの考察から緊急に報告した集約である。

私の米中関係ウォッチは1998年秋から本格的に始まった。産経新聞中国総局長として北京に駐在した時期からである。2年間の中国での報道活動の後、ワ シントン駐在に戻り、こんどはアメリカ側から中国や米中関係を追うようになった。その考察も究極的には、日本にとってなにを意味するか、という一点が大き かった。

その点では、いまの日本は戦後でも最大の国家危機に直面したといえる。中国が軍事力の大増強を続け、日本への脅威を急速に増大してきた。一方、有事には 日本の防衛にあたることを誓約してきたアメリカが、オバマ政権下ではその防衛誓約を、果たして履行するかどうかに疑問が広がってきた。中国の脅威と、アメ リカの動揺と、いずれも日本の国運を揺るがす危機につながる。

本書はこうした危機の実態を、まずアメリカの対中姿勢、中国のアメリカへの挑戦、そして中国の対日攻勢など、それぞれ具体的な事例の紹介によって報告し ている。そして中国の対外政策や国内政治の実情を伝えるとともに、日本に重くのしかかる歴史問題について改めて中国とアメリカの対応に光を当てた。

本書で最も強く訴えたかったのは、米中関係の悪化と、米中両国それぞれの国内事情が相乗する形で日本にとっての危機を増大しているという現実である。

このままだと、わが日本は尖閣諸島という固有の領土を失い、中国の軍事力の下に屈服するという悪夢のシナリオも決して夢想ではなかったという結果になり かねない。日本にとって国家や領土の防衛では最大の頼みの綱だったアメリカが、その最悪の事態に日本を助けないという危険な可能性さえも浮上しているの だ。その意味では本書はわが日本への警鐘だともいえる。
(『迫りくる「米中冷戦」』「まえがき」より)

■古森義久(こもり・よしひさ)
産経新聞ワシントン駐在客員特派員。1963年、慶應義塾大学経済学部卒業後、毎日新聞社入社。72年から南ベトナムのサイゴン特派員。75年サイゴン支 局長、76年ワシントン特派員、81年米国カーネギー財団国際平和研究所上級研究員。83年毎日新聞東京本社政治部編集委員。87年産経新聞社入社。ロン ドン支局長、ワシントン支局長、中国総局長、ワシントン駐在編集特別委員兼論説委員などを経て2013年から現職。2010年より国際教養大学客員教授を 兼務。

著書に、『危うし!日本の命運』『憲法が日本を亡ぼす』『2014年の「米中」を読む(共著)』(以上、海竜社)、『オバマ大統領と日本沈没』『自壊する 中国 反撃する日本(共著)』(以上、ビジネス社)、『いつまでもアメリカが守ってくれると思うなよ』(幻冬舎新書)、『「中国の正体」を暴く』『「無 法」中国との戦い方』(以上、小学館101新書)、『中・韓「反日ロビー」の実像』(PHP研究所)など多数。

杜父魚文庫
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