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東支那海で米中が摩擦 古沢襄
日本の新聞の扱いは小さいが、このところ東支那海で米国と中国の艦船がきわどい摩擦を繰り返している。日本からみると、米中の蜜月ぶりだけが目立つだけに、気になる動きである。

同じ様な事を韓国も感じている。朝鮮日報は「米海洋観測船、青島沖で中国艦船と摩擦」と、かなり詳しい記事をワシントンの国防総省筋から取材して送ってきている。

<米軍海上輸送司令部所属の海洋観測船と中国の艦船が今月1日、西海(黄海)上で摩擦を起こしていたことが6日までに分かった。両国艦船は今年3月8日に南シナ海でも摩擦を起こしている。今回も米国は「公海上での観測妨害行為だ」と中国側を非難。これに対し、中国は「排他的経済水域(EEZ)内での違法な観測活動を中止しろ」と反論した。

米CNNテレビによると、米国防総省の関係者は、中国の艦船2隻が今月1日、西海で「通常業務」を遂行していた米海洋観測船「ビクトリアス」(3384トン)に危険なほど接近したことを明らかにしたという。

AP通信によると、国防総省は「ビクトリアスは当時、中国と韓国の間の公海上にいたが、中国艦船が約30ヤード(27.4メートル)まで接近した。警報装置を稼働させ、消防ホースで水をまいて接近を防いだ」と説明したとのことだ。

米国側は「2隻のうち漁業監視船は何度も強い照明をビクトリアス側に当ててきた」としている。米海洋観測船の船員は民間人の身分だが、主に水中の音波探査を行い、国防総省に報告している。

中国政府は「米観測船は当時、中国のEEZ内で違法な観測活動を行っていた」と指摘した。米国側が主張する「中国沿岸から193キロの海上」は公海上ではなく、国際海洋法が認める中国の排他的経済水域(200カイリ)内に含まれるとの主張だ。

香港紙サウスチャイナ・モーニングポストも「今回の摩擦は米国が国際法に違反し、事前に中国の許可を得ずに観測活動をしたことが原因だ」と指摘した。香港紙・明報は「中国と米国が海上で対峙(たいじ)したのは最近では5件目だ」と報じた。

米中両国は今年3月8日にも中国南部の海南島沖120キロの海上で摩擦を起こした。

その際にも、南シナ海で海洋観測活動を行っていた観測船「インペッカブル」に中国の偵察艦1隻を含む5隻が8メートルの距離まで接近し、米軍側はホースで水をまき接近を阻んだ。

中国外務省の馬朝旭報道官は当時、「米国船舶が中国当局の許可も受けずに中国の経済水域で活動したことは、国際海洋法と中国の法律に違反するものだ」と米国を非難した。

中国は今年3月、梁光烈国防相が空母建造計画を公式に表明。4月23日には大規模な海上観艦式を行うなど、制海権拡大をもくろんでいる。

これに対し、ベトナムもロシアから潜水艦6隻の導入を進めているほか、オーストラリアも海軍力強化を盛り込んだ白書を発表するなど、周辺国の動きも目立っている。(朝鮮日報)>

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| 古澤襄 | 11:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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