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外国に相手にされない首脳を持つ不幸 阿比留瑠比
8日発表された産経新聞とフジニュースネットワークによる合同世論調査をみると、鳩山内閣の支持率は42・8%で、不支持率は46・1%でした。この調査で初めて不支持率が支持率を上回ったものの、まだ4割の人がこの内閣に期待を残しているようです。やはり、衆院選での投票行為を通じ、自分で選んだ政権だからという思いがあるのでしょうか。

で、調査の中に鳩山政権の外交政策を評価するかという設問がありました。回答は、「評価する」が21・2%で、「評価しない」が60・8%でしたから、鳩山内閣を支持する人でも、その外交のあり方は半分しか支持し
ておらず、さすがに呆れてみているのでしょうね。そりゃそうです。むしろ、2割の人が評価している方が不思議なくらいです。随分甘いというか。

私は昨年12月2日のエントリ「危惧を覚えざるをえない鳩山政権の盧武鉉化」(http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1348836/)や紙面などで、鳩山首相が、夢想的かつ独善的な論理をあまりに振りかざすので諸外国、特に米国に相手にされなくなり、軍事情報の提供なども受けられなくなった韓国の盧武鉉前大統領に似ていると揶揄されている件を取り上げました。

その際には、「いや、盧氏の方が鳩山氏よりマシだろう」という指摘をいただきましたが、本日、たまたま盧氏に関する新たなエピソードを確かな筋から聞いてきたので、ここで紹介しようと思います。それにしても、この人以下なのか…。

それは、日時は把握していませんが、盧氏が大統領就任後、初めて米国のラムズフェルド国防長官(当時)と会談したときのことだそうです。盧氏は開口一番、こう切り出したそうです。

「韓国は歴史上、二百数十回の侵略を受けてきた国だ。日本から百何回、中国からも百何回と。米国からも一度、侵略されたが、そのときは8時間だけの占領だったのでまあ許せる。しかし、日本は今も脅威だ。韓国の安全保障政策は対日本を第一に考えている。そういう観点から話をしたい」

盧氏は当然、韓国語でこう熱弁していたそうですが、話の途中でラムズフェルド氏は同席した同僚の方を向いて「このバカは、一体何を話しているんだ?」と言っていたそうです。

そして盧氏の話が終わると、ラムズフェルド氏は「日本は米国の同盟国であり、ご主張のような観点からの話はできない」と明確に回答したのでした。まあ、いきなりこんなピントのずれたことを言ってくる人を相手にできないと考えるのも当然ですね。

果たして、鳩山氏はどうなのでしょうか。私はこの盧氏の話を笑って聞きながら、内心では「鳩山氏の言動を考えると笑っていられないな」と感じていました。

鳩山氏も、昨年10月に中国の温家宝首相と会談した際には、東シナ海のガス田をめぐる条約締結交渉について「急がば回れ、という言葉もある」と先延ばしに言及した温氏に対し、「その通りです。まさに急がば回れです」と応じて喜ばせたり、

「(鳩山内閣では誰も参拝しないから)靖国神社のことは頭から消し去ってください」と自分から言ったり…と外交を任せるには正直、とても危ない人物です。

この先日本がどうなっていくのかと、本当に危機感を覚えざるをえませんね。何か、恐ろしい近未来小説の世界か何かが実現しつつあるような、悪夢を見ているような心持ちがします。

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