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口蹄疫対策の遅れでいらだつ東国原知事 古沢襄
この内閣には危機管理能力が欠落している。宮崎県で爆発的に広がっている口蹄(こうてい)疫被害で、東国原知事は非常事態を宣言、鳩山首相も「東国原知事ともしっかりと打ち合わせをしている」と述べた。17日には対策本部(本部長・鳩山首相)が設置されたが、相変わらず閣僚の発言はバラバラ。それを首相が閣内調整で主導する形跡が見られない。

農林水産省は18日夜の牛豚等疾病小委員会で対応を協議した。寺門誠致委員長代理は終了後の記者会見で、発生地域の牛や豚へのワクチン接種について「一つの選択肢として検討すべきだ」と述べた。ワクチン接種は一時的な効果はあるが、いずれは接種した牛や豚は全部殺処分しなければならない。

飼育農家には現行法のままでは一部負担がかかるから、ワクチン接種の及ぼす影響を防ぐには国が費用を一〇割負担する特別措置法が必要になる。赤松農相は「専門的な立場の先生に結論を出してもらった方が良い」と言っているだけである。

平野官房長官は予防的な強制処分について「ひとつの考え方だ。(家畜伝染病予防法の)法改正が要るのかを含め、検討したうえで判断しないといけない」と前向きだが、赤松農相は「財産権を侵す話」と否定的だ。

農家への財政支援を盛る特別措置法の制定でも、二人の見解は異なる。原口総務相は政府内で調整する前に、宮崎県の対策費用の全額補償を突然表明した。「東国原知事ともしっかりと打ち合わせをしている」と鳩山首相はいうが、閣内調整もせずに口先だけのサービスをしているだけではないか。

東国原知事のイライラはつのるばかりである。

<家畜の伝染病「口蹄(こうてい)疫」の感染が拡大している宮崎県内で、家畜の殺処分数が11万頭を超え、非常事態を宣言した宮崎・東国原知事は、いらだちを爆発させた。感染拡大阻止のための政府による抜本策の検討も、スピード不足が否めない。

拡大の一途をたどる口蹄疫被害への焦りからか、いらだつ東国原知事。東国原知事は、「話し合ってるんです、一生懸命。毎日寝ずに。それをですね、検討しているとか、甘かったとか、防疫対策がどうこうとか、われわれは一生懸命やってるんです、われわれは。地元の方たちも一生懸命やってるんです。以上です、帰ります!」、「けんか売ってるのはそっち(記者)じゃないですか! (けんか売ってないですよ)本当ですか?」と声を荒らげた。

18日、新たに新富町の農家など、県内15カ所で口蹄疫が確認され、これで126件となった。殺処分対象の家畜は、11万4,177頭となった。

東国原知事は「いいですか? 全頭殺処分っていくらかかるか知ってますか? (だから、お金のことを今言っても、しょうがないじゃないですか)しょうがなくないんですよ」と述べた。日ごとに深刻さを増す事態に、ついに東国原知事は、非常事態を宣言した。

宮崎県から遠く離れた北の大地からも、不安の声が上がった。和牛産地として有名な、北海道・音更町(おとふけちょう)。口蹄疫の発生は、今回が初めてではなく、10年前、音更町の近隣で発生した。

口蹄疫の発生を機に、出入りする車や人に消毒の徹底を義務づけ、10年前の教訓を生かし、すでに厳戒態勢が敷かれていた。

市場関係者は、「市場自体もですね、車のタイヤの消毒から、人の踏み込み道から、いろいろ強化して、通常よりは強化して進めてます。北海道に入ってこないような形というか、態勢を整えていくしかないなと」と話した。

こうした中、農水省は専門家らによる牛豚等疾病小委員会を開き、健康な家畜へのワクチン使用を検討すべきとの見解で、おおむね一致した。

牛豚等疾病小委員会の寺門誠致委員長代理は、「そういう症状を出すことは抑えるにしても、感染そのもの、ウイルスの感染そのものを完全に防ぐということはできないというデータがあります」と述べた。また委員会では、予防的大量殺処分については議論が深まらず、方向性は示されなかった。

赤松農水相は、「ワクチンを打つということは、菌を打つということですから、ほかへ移すのも抑えられるけれども、しかし、そのまま病原体を持つ牛をそのまま置くということですから」と述べた。

宮崎牛ブランドの壊滅的危機。しかし、殺処分対象の数を見ると、そのほとんどが豚であることがわかる。その理由は、豚の体は牛よりも小さく、1つの農場に多数飼育されるため、殺処分数が膨らむ。

さらにその感染力は、牛と比べ、1,000倍にものぼる。養豚業者は、「結局、流通がもう日本中、一晩で動いちゃうくらいの今ね、道路状況もいいから、どう病気が来るかわからないしね、それは不安ですよ、やっぱり」と話した。

政権の対応の遅さを批判されている鳩山首相は、「(東国原)知事ともしっかりと、打ち合わせをしております。すべての車両に対してもできるような形で、消毒を急ぐということでありまして、これを徹底するということが、まずスタートであります」と述べた。野党側は、この問題で集中審議を要求するなど、口蹄疫は政治問題にもなりつつある。 (FNN)>

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